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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2019.09.27

電解コンデンサの液漏れ はんだ付け職人の回路修復テクニック

こんにちは、山市@はんだ付け職人です。

入社して、もう2年 一瞬のように感じます。

はんだ付け職人の道から2年 今は、「はんだ付け職人」(はんだ付け王子)です。

 

今回の内容は、家電製品によく使用されている

電解コンデンサの交換作業についてです。

 

一般的に、電解コンデンサは部品の中でも寿命が短く、

10年程で、部品が不良になります。

※使用環境や、使用状況によって寿命が長くなったり、短くなったりします。

 

今回は、電解コンデンサの液漏れと、基板への影響についてです。

 

写真①

 

写真①は、電解コンデンサの電解液が漏れて、基板に流れた写真です。

私達にとっては、

「あーこのコンデンサ液漏れしてるわぁー」

と言うぐらい、身近な不良です。

 

電解コンデンサの中から、電解液が漏れ出し、

基板を腐食させています。

 

実際に、電解液を垂らしてみて、電気が流れている基板に

どのような影響を及ぼすかを試した動画がこちらです。

写真の様な状態になるまでには、長い時間をかけて銅が電気分解により、腐食していくことが解ります。

不調ながら動くという部分は、電解液が漏れても、すぐにパターンの断線などに至らないからです。


はんだ付け職人のテクニック その①

では、実際に液漏れ箇所をどのようにして修復していくか、

「はんだ付け職人の回路修復テクニック」に迫ります。

 

①基板の腐食箇所を全て除去します。

少しでも腐食部分が残っていると、その部分からパターンを腐食させてしまいます。

時には、コンデンサだけでなく、周辺の抵抗やICなどにも付着している時があり、

周辺部品を外したりもします。

実際に腐食箇所を削って除去した写真が 写真②です。

 

写真②

腐食部分を完全に除去を行い、銅箔のパターンが見える状態まで削りました。

赤〇の部分が、断線しているのが解ります。

スルーホールも断線箇所にあるので、基板の表面と裏面も接続する必要があります。

※テスターで腐食箇所の導通チェックを行っております。

 

②パターンの修復とはんだコーティングを行います。

断線箇所を含め、レジストを削った部分も、はんだでコーティングを行います。

コーティングを行った写真が 写真③ です。

 

写真③

 

赤〇の部分がパターンを修復した箇所になります。

写真②で確認した、スルーホールの断線も修復するため、

リード線が2本はんだ付けされています。

使用したリード線の太さは 0.5mmと、0.2mm

長さは、約8mm です。

 

はんだ付けを行いながら、形をパターンに合わせる必要があり、

右手にハンダコテ、左手にはピンセットを持って、作業を行います。

※私は左利きですが、ハンダコテは右で持ちます。(笑) ほぼ両利きです。

 

③レジストの補修材を塗布して、完了です。

 

部品交換は、簡単に出来る方はたくさんいらっしゃいますが、

回路修復は格段に難しくなります。

 

今回は、電解液の腐食による、パターンの修復についてですが、

弊社では、

・USB端子が取れた際に、パターンも断線させてしまった

・LED交換を自分でやったけど、パターンが剥がれてしまった

等の修復も行っております。

 

LEDの例

 

部品点数:1点~、

基板枚数:1枚~ の対応が可能です。

 

基板のコンデンサ交換、IC関係などの交換作業も行うことが出来ますので、

お困りの際は、お気軽にご相談下さい。

お問い合わせはこちら

2019年9月27日記事リニューアル

 

 

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