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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2017.04.24

旧車のエンジンコンピューター コンデンサ

皆さんこんにちは。お茶@はんだ付け職人です。



今回はコンデンサの液漏れ参考写真をご紹介します。

以前、同様のものをUPしていますが

一部写真を変更した内容となっていますので参考にして下さい。



車が不調でECUが怪しい・・液漏れしてるみたいだけど分からない・・

そんなときの参考になれば幸いです。



CIMG0564




まずは1枚目。以前にもUPしていますがNSXのエアコンコントロールユニットでの例です。

電解液が漏れ出して基板の変色が顕著に現れています。

液漏れが発生して基板に掛かると腐食して回路が断線してしまいます。

しかし車載の電装部品におけるコンデンサの液漏れはなかなか気づくことが出来ず重傷になってから気づくものです。旧車だと部品の供給があるか微妙ですし、当時物新品デッドストックでも電解コンデンサが容量抜け(電解液が蒸発して本来の性能が出ない状態)を起こしていることがあります。



CIMG0565




これもNSXのエアコン制御基板ですがひどく電解液が漏れています。

車載電装品だと湿気を嫌って無色透明の樹脂でコートしてあることがあるのですが樹脂も変色しています。





CIMG1219




こちらはコスモのTWSユニットです。表面実装のコンデンサが2つありますがその2つで液漏れが発生しています。はんだが腐食して白い錆びが生じています。少し離れたチップ抵抗などのはんだと色が全く違います。



液漏れ箇所2(前)




液漏れ箇所1(前)




2枚はECU・・確かソアラのECUです。

これも盛大に漏れています。症状はアイドリング不調とのこと。2500rpmでハンチングを起こしたそうです。液漏れでコンデンサが役目を果たせないから動作不良を起こすというのもありますが、根本の問題は液漏れからの腐食であるということは前にもお伝えしていますね。



作業説明①




こうなってしまいます。

スルーホールとランドが腐食しつくして導通が取れない状態にあります。

本来来るべき信号が来ないわけですから場所によってはICが暴走して焼けてしまうこともあります。抵抗器くらいなら値が分かれば交換が出来るのですが・・・ICとなると部品が手に入らないことの方が多いです。もし見つかれば幸運です。



液漏れしたコンデンサ根元




これが液漏れを起こしたコンデンサの底です。

湿気対策の樹脂が変色しているのがお分かりいただけますでしょうか。

本来は無色透明ですが茶色くなっています。







如何でしょうか。

ほとんどの器機に使用されている電解コンデンサですが、寿命は10年ほどといわれます。

年代物の農機具の制御基板がコンデンサの液漏れもないのに不良になり、コンデンサ交換で復活した例もあります。

基板へのダメージの有無は基板をよく見れば分かりますが

どの程度のダメージかは処置をして見なければ分かりません。



自分の基板も怪しいけれど判断が点かない・・そんなときはこちらからどのような症状なのかとともに写真をお送り下さい。



基板を送って頂いて弊社で確認作業を行うことも出来ますが、それでは診断費用が発生してしまいます。まずは写真にてご相談下さいませ。



※問い合わせフォームとデータ送信フォームは別のフォームで

 連動していませんのでご注意下さい。



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