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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2017.03.17

はんだ付けに光を!(2017.3.17)

こんにちは、はんだ付け職人です。



今日は、「タイトリペースト」というフラックスについての

お話です。



WEBで「タイトリペースト」を検索しても

商品は出てくるものの、



どうやらステンドグラスに使用するフラックスらしい・・

ということしかわかりません。



現在では液体フラックスが主流になっていますが、

この「タイトリペースト」、見た目は松ヤニ色の樹脂ペースト状で

昔使っていたフラックスを思い出させます。



実は、企業さんでの講習でのお話の中で、

コネクタにケーブルをはんだ付けしている会社では、

非常によく使われているフラックスである・・との

情報を得ました。



タイトリペーストを使ってはんだ付けされたコネクタ・ケーブルを

拝見しましたが、非常に美しくはんだ付けされており、

理想的なフィレットが形成されています。



「これは、隠れた名道具なのではないか?」と

調べ始めたのですが、

前述の通り、WEBで検索してもほとんど情報が得られません。



そこで、専門家の力をお借りしようと、はんだメーカーの

千住金属工業株式会社さんにお伺いしてみました。

(わざわざ調べてくださいました。ありがとうございます。)



結論から言うと、タイトリペーストには、塩化亜鉛が入っており、

プリント基板や電子機器には使用することはお薦めできません。



塩化亜鉛は、ステンレスなどの難はんだ付け素材の表面の酸化膜を

除去するための強力な酸です。



例えば、HAKKOさんの商品では HAKKO PASTE(FS-120)や

SUSSOL。大洋電機産業(goot)さんでは、ペースト(BS-10/15)

が相当する金属用フラックスで、



いずれも但し書きで「電気・電子関係のはんだ付けには使用しないこと」と書かれています。



コネクタのように洗浄することが難しい製品では、

フラックスが残留してしまうため、腐食の原因となります。



※弊社でもステンレスのはんだ付けにSUSSOLを使用していますが、

 アルミの排気ダクトは腐食して穴が開きました。



知らずに使用されている会社さんも多いと思いますので、

WEBで調べられるように紹介させていただきました。



電子部品に使用できる樹脂系のフラックスには

大洋電機産業(goot)さんのBS-850という商品が

市販されています。



では、明るいはんだ付けを!







※横浜市技能文化会館 2017年4月27日(木) ,28日(金)

 講習は定員に達しまして受付を締め切りました。



※高度ポリテクセンター 2017年7月6日(木),7日(金)

 開催決定しました。

 http://handa-npo.com/archives/kentei/776



※山形県では2回目の開催(東北地方では3回目)

 山形市の「山形テルサ」2017年9月7日(木)、8日(金)

 開催決定しました。

 http://handa-npo.com/archives/kentei/715



※広島県での講習会 会場まもなく決定します。

 2017年8月3日、4日予定

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