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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2010.08.25

はんだ付けに光を!(2010.8.25)食われによる細線の痩せ

こんにちは、はんだ付け職人です。



今日は、鉛フリーはんだを使用した

極細線のはんだ付けで問題となる食われについてのお話です。



何度か、ご質問をいただいていたのですが

なかなか、良い対策がわかりませんでした。



先日、ひとつ方法を知る機会がありましたので

紹介させていただきます。



太さがφ0.1mm以下の銅線やエナメル線では

ほんの数秒の予備ハンダやはんだ付けの時間に

銅食われにより、線自身が痩せて細くなってしまいます。



元々、細い線ですから食われによる部分的な痩せが生じると

その部分から簡単に折損してしまいます。

(顕微鏡で観察すると段差が生じています)



参照写真

http://k.d.cbz.jp/t/7a06/90fsjdx0og33rnaaop



銀を多く含んだ、食われを抑制するハンダなども

市販されていますが、顕著な効果がなく

困っていました。



この食われを抑制するためには

約260℃程度でのはんだ付けが効果があるようです。



特にエナメル線では、エナメルを焼いて被覆を処理するために

420℃以上の高温で予備ハンダされることが多いのですが



被覆は薬品で処理して、

予備ハンダをコテ先温度を約260℃で行います。



また、何らかの端子にはんだ付けする際も

溶けたハンダの温度が260℃を超えないように

コテ先温度を調整してやります。

(接合強度を確保するために250℃は必要です)



このための条件(ハンダゴテの選定など)出しは

なかなか難しいですが、言われてみれば



「あーなるほどなあ・・」と、うなずけます。



参考になりましたら幸いです。



では、明るいはんだ付けを!

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