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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2010.06.16

はんだ付けに光を!(2010.6.16)コテ先温度

こんにちは、はんだ付け職人です。



今日は久しぶりに、はんだ付け現場で実際に起こった問題を

紹介しましょう。



リーマンショック前の2年前に、講習に行ったときのお話しです。

最近、光学用の部品やLEDなど

熱に弱い部品のはんだ付けを行う機会が多くなってきました。



ご存知のとおり,LEDは耐熱温度が低く

300℃を超えると壊れてしまうものが

ポツポツ発生します。



このため、管理する側としては

コテ先温度を約295℃に抑えて

はんだ付けするように・・との指示を出されていました。



おかげで、LEDの不良発生は、ほぼ0に抑えることが

できるようになりました。



ところが、このコテ先温度条件を

そのまま、はんだ付けの全工程に横展開してしまったために



現場サイドでは、圧倒的に熱量が不足してしまう

状況に陥ってしまいました。



窒素フローや高熱容量のハンダゴテを導入してみましたが

大き目の部材やグランドパターンの上では



ハンダが思うように溶けないので

コテ先の上で直接ハンダを溶かしてから塗りつけてみたり



管理者の目を盗んでは、コテ先温度をそっと上げて

はんだ付けしたり・・と涙ぐましい努力をされていました。



それでも、はんだ付けの出来栄えはどうしても熱不足の

イモハンダ状態であり、キレイなフィレットは形成されません。



でも、長い間そういう状態が続くと

いつもの間にか、その状況、出来栄えが

良品として会社の標準になってしまいます。





こうした問題を解決するには、

第3者がズバッと「それ、間違ってますよ」

と言えると良いのですが、なかなかそうした機会はないものです。



ちなみに、この会社の場合は、

LED以外のはんだ付けを行う場合は

コテ先温度を350℃に。



LEDでもグランドパターンにはんだ付けする場合は

320℃程度までコテ先温度を上げてやってもOKとしてやれば

うそのように問題は解決しました。



皆さんの周囲でもこうした問題が起こっていないか

第3者として助言してあげることができないか

一度見回してみてください。





では、明るいはんだ付けを!

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