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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2009.12.04

はんだ付けに光を!(2009.12.2)

こんにちは、はんだ付け職人です。



今週は、11月に多かった基板の回路の腐食についてのお話です。



主に、電解コンデンサからの電解液の液漏れが原因なのですが

珍しいものでは、電子ホーン(クラリネット型電子楽器)の内部に

唾液が進入して、基板が腐食しているものがありました。



たいていの基板には、「レジスト」と呼ばれる緑色の樹脂で

基板の銅箔パターンが覆われており、大気中の湿気などから

銅箔の腐食を保護しています。



ところが、電解液や、唾液の酸などはレジストに染み込むため

通電すると、銅箔が電解液に浸っている状態となり、

電気分解を起こして、銅パターンを腐食していきます。



レジストは水膨れのような状態となり、その内部では

銅箔が真っ黒な状態となっています。

(緑青を噴くこともあります)



こちらに、腐食の例を・・

http://k.d.cbz.jp/t/7a06/80n801z02fp16tzr52

(ちょっと気色悪いです・・)



したがって、電解コンデンサが、膨張、液漏れを起こしている場合には

その周辺に、変色している箇所がないかを、よくチェックしておく

必要があります。



電解液の液漏れを見逃すと、コンデンサを交換しても、

通電すると再び、腐食が進みます。



変色箇所を発見した場合は、カッターナイフなどで、レジストを削り

パターンが無事かどうかを確かめる必要があります。



キレイな10円玉のような銅が現れれば、まだ回路は生きていますので

大丈夫ですが、ボロボロに崩れてしまうようなら、断線していますので

回路を修復する必要があります。



特に、回路の細い箇所や、スルーホールの周囲は要注意です。

(腐食しやすい)



スルーホールが腐食してパターンが消失してしまった場合は、

基板の表裏をリード線で繋ぐなどの回路修復が必要になります。



修復が終わったあとは、ホットメルトやエポキシ樹脂などで

パターンの表面をコーティングしておけば万全です。



ご自分で、基板を修理される方の参考になれば幸いです。



では、明るいハンダ付けを!





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