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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2009.06.24

はんだ付けに光を!(2009.6.24)

ea2fa9cf.jpgこんにちは、はんだ付け職人です。



今日は、ちょっと企業の方寄りの情報になりますが

ハンダゴテの始業点検についてお話します。



ハンダゴテの始業点検・・あまり一般の方はしないと思いますが

企業で電気製品を製造されている方は、製品の品質を保証する上で

重要ですね。



セミナーでたまに見かけるのですが、昔に作成した始業点検表を

そのまま使っておられる場合があります。



温度調節機能のない昔の電源コード直結型のハンダゴテの場合は

絶縁抵抗とコテ先温度を管理項目に挙げられていることが多く、

実際、これで間違いはありません。



しかし、最近、温度調節機能つきのいいハンダゴテを導入された

場合は、ちょっと事情が変わってきます。



というのも、ステーション型の温度調節型のハンダゴテには

絶縁トランスが使われており、そもそも絶縁抵抗を測定できる

構造にはなっておりません。



JIS規格も、数年前に改定されており、絶縁トランスを使った

ハンダゴテには絶縁抵抗の項目はありません。



ところが、これを知らないまま、旧式の始業点検表を使われている

企業さんが、まだちょくちょく残っています。



「昔から、これに決まってるんだからしようがない!」

・・と(故)丹波哲郎氏のようなことをおっしゃいます。

 (見たもんはしようがない!・・ってやつです。)



絶縁抵抗計(メガ計)で測定すると、何がしかの数値が出るんですが

これは、測定できておりません。



どうしても、測定したい場合は、このような方法があるのですが

http://www.noseseiki.com/kisokouza/17.html

手間も掛かる上に、意味がありません。



現在、絶縁トランスを使ったステーション型のハンダゴテには



リーク電圧 (2mV以下であること)

コテ先とアース間の抵抗 (5Ω以下であること)



という基準が一般的です。



これを手軽に測定するには便利な測定器があります。

http://www.hakko.com/japan/products/hakko_fg101.html



でも、高くてなかなか買えないんですよね。(定価97,650円)

ぜひ、もう少し安いやつを作っていただきたいです。

(おこられるかな?)



もし、あなたのお客さんで、まだ古い基準の始業点検表を押し付けて

こられる所がありましたら、



「今のハンダゴテはね・・」

と教えてあげてください。



「おっ!勉強してるな!」と思ってもらえるはずです。



では、明るいはんだ付けを!

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