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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2009.02.18

はんだ付け講座(2009.2.18)

a7ebfd49.jpgこんにちは、はんだ付け職人です



今週は、手はんだ付けに関する話題です。よくあるリード線のハンダ付け

の話ですが、意外な盲点があって、重大なクレームに発生することもあるので

少しお付き合いください。



リード線を基板や金属端子、コネクタの端子などにハンダ付けした箇所で

発熱して発火したり発煙したりする原因のひとつです。



結論から言うと、単純にハンダ付けの際の熱不足です。量産品のハンダ付けで

時間効率ばかりを追求すると発生しやすくなります。



たとえば、発生しやすいのはDサブコネクタなどの端子に予備ハンダを

しておいて、そこに予備ハンダしないリード線を差し込んでハンダ付けする

場合などです。



リード線は細い銅線がよってできていますね。このリード線の太さが太くなれば

なるほど、銅線の断面の中央部と外周部には熱が伝わりにくくなります。



したがって、熱が入分に供給されないと、ハンダはより線の外周部だけにしか

染み込まず、内部には浸透しません。ところが、フラックスは約90℃程度で

液状化するため、より線の内部にまで浸透していきます。



このフラックスの活性剤がより線の内部から銅線を腐食させます。



たまに見かけますね。古いハーネスのコネクタ部の接続部分のリードの被覆を

剥いてみると銅線が10cm近くも緑色に腐食していることがあります。



これでは、より線の隣り合う細い銅線同士が接触していても、電気的

導通が取れません。



このように、より線の外周部でしかハンダ付け接合されていない場合、

リード線と端子との接合面積は、内部までハンダが浸透している場合に

比べると、ずっと小さくなります。



ハンダは、銅に比べるとの電気伝導率は10%程度しかありませんから

端子との接合箇所で、電気抵抗が増してジュール熱が発生することになります。



熱が発生するとさらに腐食が進みますから、やがて発煙するほどに高熱を

発するわけですね。



リード線などのハンダ付けでは、一瞬にパッとハンダ付けを完了するのが

職人仕事みたいでかっこよく、仕事の効率もいいように思ってしまいますが

十分、内部にまでハンダが浸透するまで加熱をするのが正解です。



リード線へ予備ハンダする意味もこのあたりにあります。

では、今週はこのあたりで・・。





明るいハンダ付けを!

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