観るだけでハンダ付けできる!DVDはんだ付け講座

ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2008.09.29

はんだ付け講座(2008.09.24)

be0234e0.jpgこんにちは、はんだ付け職人です



先週の鉛フリーハンダの仕上がり状態からさらに進みまして

典型的な熱不足によるイモハンダを観ていただきましょう。



またまた、先にブログに写真をUPしておきました。

   ↓(下の記事です)

http://www.soldering-guide.com/archives/51684483.html



鉛フリーハンダは、粘度が高く、熱容量を多く必要とするので

熱不足に陥りやすいため、イモハンダになりやすいので注意が必要です。

 

ブログの写真は、鉛フリーハンダで発生しやすいイモハンダの典型的な

例です。従来の共晶ハンダに慣れた人が、共晶ハンダと同じような条件

でハンダ付けを行うと、このようなイモハンダが発生します。



「鉛フリーだからしょうがないや・・」

と、このままOKとされている会社さんもすくなくありません。



実は、少し糸ハンダやコテ先の条件を変えてやることで写真左のような

正常なハンダ付けを行うことができます。



このメルマガでも何度もお話している【熱容量】的な考えを基に、少し

改善を行います。



その前に、鉛フリーハンダでのハンダ付けが「なぜ、むずかしく感じる

のか?」について考えてみると、



1: ハンダが、なかなか溶けない

2: ハンダが、流れない(濡れ広がらない)

3: 富士山型のフィレットが形成されず、丸くなってしまう。

4: 手直しが難しい



といった点が挙げられるかと思います。「この原因は何か?」 について

考えてみると、鉛フリーハンダの持つ材料の性質も大きいですが、一番の

原因は、共晶ハンダとの融点の差に起因する熱容量の差にあると言えます。



ハンダコテを用いてハンダ付けを行う際には、コテ先の温度を母材と糸ハ

ンダへ熱伝導により伝えて、母材と糸ハンダの温度を融点より高くする必

要があります。



コテ先の温度も母材に触れた瞬間、母材に熱を奪われて下がります。

ハンダコテや母材の条件がまったく同じとして、共晶ハンダと鉛フリーハ

ンダを使った場合の熱容量の差は、



(母材+糸ハンダ+コテ先)の体積×融点の差(217℃-183℃)



となります。

 

したがって、単純に融点の差34℃コテ先の温度を上げるだけでは、コテ

先の体積分の熱容量しかまかなえませんので、母材と糸ハンダの体積分の

熱容量が不足することになります。



ここまではOKでしょうか?



長くなりますので、続きは来週に・・。



では、明るいハンダ付けを!

最新の記事

カテゴリー別

今までの記事

記事検索

タモリ倶楽部にて・・


はんだ付けに光を・・

映像で学ぶ “正しい” はんだ付け

DVD採用企業2,000社超え!
詳細は こちら
車のLED交換 作業例
img01 夜のドライブを楽しく!
無料のお見積りはこちら
PCコンデンサ交換 作業例
img06 電解コンデンサには、寿命があります
無料のお見積りはこちら
解説書付き!
はんだ付け実技教材&ポスター
to01 「限りなく実践に近い難易度」だから、ホンモノの実力がつく
はんだゴテセット

はんだ付けが上手に出来ないのはハンダゴテが悪いからです

大好評! はんだ付け職人が厳選したハンダゴテセット

Copyright © NOSESEIKI co.ltd. All Rights Reserved.