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ハンダ付け(半田付け)職人のはんだ付けblog

2008.08.27

はんだ付け講座(2008.8.27)

37c2b29d.jpgこんにちは、はんだ付け職人です



今週は、鉛フリーハンダと共晶ハンダの工程をどうやって分離

するか?についてお話します。



この問題は、どこの会社でも頭の痛い問題で、工場審査などが

ありますと、一番気を使う部分でもあります。



「Rohs指令への対策はどうされていますか?」

「鉛フリーと共晶ハンダの管理はどうされていますか?」

といった質問ですね。



年のため先に、簡単にRoHS指令について説明しておきます

と、欧州で決められたWEEE指令の一部で、要は「環境に悪

い物質を出さないようにしましょう」という取り決めです。



RoHS指令で規制される有害物質には6つあり、鉛(Pb)、

水銀(Hg)、カドミウム(Cd)、六価クロム(Cr6+)、PBB(ポリ臭化

ビフェニル)、⑥PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)が規制の

対象となっています。



これらの「規制有害物質の含有量を一定値範囲内に収めなさい」

というのがRoHS指令ですが、その基準はかなりきびしく、

ppmレベルでの管理が必要です。



共晶ハンダから鉛フリーハンダへ移行する場合、一時的に共晶

ハンダと鉛フリーハンダを共存して使うような状況が出てくる

と思います。



あるいは、既に100%鉛フリーハンダ化が完了していても

共晶ハンダを使うような状況が出てくるかもしれません。

(手直しや、修理品、開発業務など頻度は案外多いです。)



こういった移行時期に、ハンダコテを共晶ハンダと鉛フリーハ

ンダで共用して使うなどしてしまいますと、ハンダ付けされた

ハンダに鉛成分が混ざってしまいます。



それどころか、作業台やコテ台、コテ先温度計やハンダ付けの

ための冶工具、ピンセットに至るまで、共晶ハンダと分離して

使用しないと極微量ではありますが鉛成分が混ざってしまいます。



いったん、RoHS対応品としてヨーロッパへ輸出したものから

鉛成分が検出されますと輸出の停止や製品の回収などの重大なク

レームになる恐れがあります。



企業の場合は、会社をあげて表示、標識、社員教育に取り組む必

要がありますね。 また、基板や電子部品でもRoHS対応品

でないものはリードに共晶ハンダがメッキされていたりするの

で注意が必要です。



これらを知らずに1個でもRohs対応品でないものをハンダ

付けしてしまうと、その後、そのハンダコテを使った製品は

すべて鉛に汚染されてしまうことになります。



前置きだけで長くなってしまいましたね。



では、今週はこのへんで・・。来週は小社の取り組み例など具

体的に紹介していきます。



明るいハンダ付けを!

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